今流行りの「離婚式」について。 -オシム-

先日、当社代表山本がこんな記事を見つけました。


離婚式:「最後の共同作業」が盛況(毎日新聞/2010年5月18日)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100518k0000e040053000c.html


離婚式では、
「離婚を決めた男女が結婚指輪をハンマーでたたきつぶして「最後の共同作業」をする」
のだそうです。


3組に1組が離婚とか、2分に1組が離婚とか云々、とにかく世の中は離婚ブームらしいのです。


私は未だ結婚したことがないので、もちろん離婚する気持ちはわかりませんが
確かに、周囲にも無きにしもあらず…


ただ、私の周囲できく離婚の現状は、テレビドラマや週刊誌で言われているような夫の女性問題が中心、
というよりは、経済的な問題や性格の不一致などが多いように思います
(数は多くないので参考にはならないかもしれませんが)。


理由はともあれ、上の離婚式を最初に知ったとき私が感じたのは
もう離婚する!って相手と、なんでわざわざ儀式をするのかな…ということ。


別れる理由や別れ方にもよりますが、一緒にもいたくない相手と儀式ができる余裕があるなら
まだ一緒にやっていけるのでは…?と。。


でも、真剣にその式をしたいと思う人たちの気持ちを考えてみると、
離婚式は「けじめをつける」ためのものなのかな、と思いました。


心は決まってるけど、なにかをきっかけにピリオドを打ちたい、とか、
捨ててもいいんだけど捨てられない気持ちやモノを、これを機に清算したい、とか。


私はあまり未練がましくないほうですが、籍まで一緒にした相手とのお別れは
どんな状況であってもやっぱり切ないと思うのです。
それに、わたしは意外とモノが捨てられない。


よって物質としての指輪と一緒に気持ちも切り替えるために
捨ててもいいんだけど、なんとなく捨てられないものを捨てる儀式なのかも…


人同士の気持ちは「はい、じゃあこれで終わりね!」と割り切れるものではない場合も多いので
そのきっかけづくりにこの儀式が一役かってるのではないかな、と思ったのでした。
わからないけど。




離婚式はあってもいい。
けど、離婚はせっかくならないほうがいい。


私が結婚、離婚を語るにはまだアマちゃんすぎるし
それがいいとか悪いとか、そういうことをいいたいわけでもないです。


自分がどう頑張ってもどうにもならなければ、それはどうにもならないことなのだと思います。


ただ、結婚・離婚の男女関係のみならず、私が人とのつながり方で心がけているのは
私は自分が信じた、もしくは好きになったひとならばなにがあってもそのひとをあきらめない、
ということです。
それは、友人も家族も、周囲にいる人もすべてにおいて。


相手がすごくひどいことを言うかもしれない。
カチンとくる態度をとるかもしれない。
ずるいことをするかもしれない。
いやな表情をするかもしれない。
落ち込んで悲観的になるかもしれない。
いきなり強気で牙をむいてくるかもしれない。


でも、なにがあっても、一度自分が一緒にいたいと感じたひとであれば、
どんなにいやなことがあっても、どうにかならないか、どうやればうまくいくのかを考えて、
そのひとはもういいや…ってあきらめない。


わたしは、そういう意味では人に対して頑張れるところがあるように思います。
ひとから嫌われたくない気質がそうさせているのかもしれませんが。
あ、最初からあきらめている場合は別ですよ(笑)


とにかく、どこまで人に耐えて人に向かっていけて
相手に素直に、正直でいられるか。
泣いても怒ってもいいから、それが大事だとわたしは思っています。


それが正解なのかはわからないけれど。


でも万が一、離婚することがあったら、離婚式したらスカっとするかもしれないですね(笑)


考えているひとがいらっしゃいましたら、ぜひ[離婚式]で検索!
(離婚式ツアーってのもでてきます)


以上、とりとめのないオシムのつぶやきブログでした!