“勇気のかけら”のきっかけ運動(?)

当社では、「身近なエージェント」「生保の転職エージェント」を通じて、求職者の方の転職相談をお受けしています。
  
最近、色々と考えさせられる出来事が多かった、山崎です。

沢山の求職者の方のサポートを通して感じるのは「人生が掛かっているんだ」という事です。
 
(1)上手く行けば、とても感謝してくださいます。私達がとても遣り甲斐を感じる時ですね。求職者の中には、菓子折りを持って、わざわざ御礼に来てくださる方も少なくありません。
  
(2)自信を無くしていた方が、自分の力で道を切り開き、元気を取り戻して行かれる事もあります。中には起業をされるケースも。そんな方達を見ると、私達の方が元気を貰います。当社の利益にはなりませんが、「携わる事が出来て良かったな」と思います。
    
(3)そして、残念な事に、上手く行かずに、自信を無くして、今にも消えてしまいそうな位、落ち込んでしまう方もいらっしゃいます。私達が痛烈に力不足を感じる時です。
  
 
(1)(2)の方へは、「次のお仕事に向けて少しでもプラスになる様に」誠意を持って対応する事に徹するのですが、(3)のスパイラルに陥ってしまった方への関わり方は非常に難しいです。
  
「転職相談」には「メンタル相談」も含まれ、なかなか線を引く事は出来ないのですが、(3)の方は「転職相談」よりも「メンタル相談」がメインになってきます。無理に「転職」についての話をすると、ますます負のスパイラルに陥ってしまうケースが多いからです。当社も、もちろんギリギリまで対応するのですが、対応し過ぎると、逆にそれがマイナスになってしまう場合もあり、注意が必要です。
 
もちろん、ギリギリの対応をしているうちに、中には、(3)→(2)や(1)と変化する方もいらっしゃいます!
ですが、多くは、連絡が取れなくなっていきます。
  
これが転職エージェントの限界なのだろうか?
このままで良いのだろうか?
  
と考えるものの、現在のところ、良い方法は見つかっていません。
  
もし、このブログを読んでいる方の周りに、仕事で悩んでいる友人や家族がいたら、積極的に声を掛けて差し上げて欲しいと思います。(3)のスパイラルに陥る方は、殆どの場合、“相談できる人はいない”とおっしゃいます。自信を失っている場合、ご本人からは周囲には相談しづらいのだと思います。周囲の方には「あまり立ち入ってはいけない…」と思うのではなく、ご本人のプライドを傷つけない様に気をつけながら、さりげなく話しやすい環境を作って差し上げて欲しいです。(非常に難しい事ですが…)
   
アドバイス等は出来なくても(むしろ、しない方が良いかも知れません)、真剣に、話を聞いて差し上げるだけでも良いと思います。場合によっては、ご自身の落ち込んだ時の事や、失敗談等の話しをすると、ご本人は話しやすくなるかもしれません。
そして、本人が、なかなか話しださない場合には、待って差し上げる事も必要かも知れません。
    
私はメンタルの専門家では無いですし、これが正しい方法なのかは分かりませんが、「自分の事を真剣に想ってくれている人がいる」と感じられる事が、次の一歩への勇気につながるのだと思います。
   
誤解を恐れずに言うと、私は、「誰にでも仕事はみつかる!」と信じています。
このご時勢に綺麗ごとに聞こえるかもしれませんが、諦めない事が、やっぱり一番大切だと思います。
 
そして、「苦しんで良かった・・・と思える日が来る!」とも信じています。
 
切ない事が多い世の中ですし、自分には何も出来ない、と思うことも多いかもしれませんが、「“次の一歩への勇気”のかけら」のきっかけ位には、誰にでもなれるのかもしれません。。。
  
本日も思うままに書き綴り、大変読みづらい文章ですみません(汗)
“勇気のかけら”のきっかけ運動(?)が少しでも広がることを祈って・・・☆